2013年度 理事長所信

 

第47代理事長 内山 治則

「行動の基本理念」

 「有言実行」、「言論と行動が矛盾することが悪」、「人生是修行也」、「今この瞬間を精一杯生き尽力するものだけが、明日という未来で笑顔を手に入れる権利を有する」、というのが私個人の持論であり、理想像であります。

 私がJCに対して強く願う事は、行動であります。行動する事や責任を意識する事は、時に不安やプレッシャーを感じることもあるでしょう。ですが、日立の未来の為に毎日のように活動し、連日会議を重ねて事業を行う皆様、未来の希望に向け己の犠牲も惜しまず、誰かのためになっていることを信じ今日を進む皆様を、私は尊いと思います。批判者はおおよそ傍観者です。苦しい時、声を上げれば暖かい仲間や先輩たちが必ず助けてくれます。我々の活動、行動に失敗などなく、反省は必要ですが全てプラスしかありません。堂々とJayceeであることを周囲に宣言していただきたいと思います。

 

「会員拡大について」

 一人では地域を変える事は難しいでしょう。しかし、たくさんの声は国をも変える力となります。強き心を持ち未来の理想の道を語り行動すれば、人は必ず賛同して仲間になってくれます。仲間を増やせば、日立の街をもっと元気にできる。

 自分の行動を尊いと信じ、堂々と行動を続けることが会員拡大という行為にも繋がります。JCは素晴らしい出会いをもたらし、自己修練の場を与えてくれ、人生を豊かなものにしてくれる素晴らしい組織です。JCに入会していなければ、沢山の職業の方や世代の方と肩を組み、共に行動することができないと私は断言できます。

 苦楽を共にするからこそ、愛情が深まります。楽しさや苦しみは自分の心次第です。笑顔の溢れる街である事を夢見、我々が率先してこの世界を楽しみましょう。JCには人生を楽しむチャンスが無限にあります。先輩方、仲間達との素晴らしい出会いに感謝しつつ、この感動を拡げていきましょう。

 

「子どもたちの笑顔のために」

 具体的な問題の一つとして、次世代を担う子どもたちのとりまく現状について来年は行動していきたいと考えております。

 子どもの笑顔なき国、夢なき国は必ず崩壊し、滅びていきます。裕福である国家故の、子どもたちを苦しめる問題が多々あります。我々がすべき一つは、子どもたちの未来を考え、子どもたちの笑顔を考える事です。

 子どもたちの将来は、我々の将来をも創る。利己主義的思想が問題であり、絆や地域連携の重要性を理解した今、あらためて子どもたちの明るい楽しげな声が響く街にしていきたいと考えております。想いを風にのせ、愛を語り共に行動してまいりましょう。

 

「少数の視点での考え」

 民主主義のシステムは先人の手に入れた最善であり守るべきものです。ですが、現代社会において標準、それなりという言葉も存在する事となり、数の論理は本来の正義すらねじ曲げる事由もあろうかと考えます。 故に、私は行動をおこす場面やその事業対象について、我々はJCらしく苦しむことが多き少数派があるのであれば、それらを理解し、意識して行動すべきと思います。

 たとえそれが困難であっても、それでもなお最善の理想を追い求め、多数側では見えない場面も、きちんと精査論議すべきです。

 

「地域活性についての想い」

 今、日立に生まれ育ってよかったと感じる市民がいったいどれだけいるのでしょうか。山と海に囲まれ、山に登れば広大な地球への感謝と己の小ささ、歩みの遅さを教えていただけ、汗と辛労の後に現れる山脈の頂上からは大海原が一望、海岸の素晴らしさは皆様が知るところであります。観光資源の有効活用の最善がなされていると感じる事は、現状難しいのではないでしょうか。

 我々は明るい豊かなまちづくりを理念とし、国づくり、まちづくりの先駆者となるべきであると強く思います。郷土愛を深める為に何が必要なのかを考え、愛溢れる行動から運動に繋げていきたいと考えております。

 

「人材育成」

 我々はつながりと絆の中に生き、次世代にバトンを渡す使命があります。入会間もないメンバーには、まずは出会いと事業を楽しんでいただき、感じていただく事が重要であります。楽しいと感じられる事、意味のなす事業テーマを提示し導く事が、学びとなり未来の街づくりの主たる人材に成長していく事になります。

 自らの学びは、他者を育てる事で新たな段階へ成長します。仲間との出会いに感謝し、共に行動すべく沢山論議していきましょう。

 

「事業の継続の賛否」

 近年我々JCは継続的事業を抱え、それが街の最善と信じ進んできました。賛否両論はあるかと思いますが、私は単年度制である以上、その年のメンバーが論議し事業内容、継続の有無は決定すればよいかと思います。ですが、個人的な主観を言えば、幼き子を1年で世界に送り出す事は無謀であり、生み出した者は、育てる責任もあろうかと考えます。いつの日か巣立つその日まで可能な限り尽力する、という考え方は誤りでしょうか。

 日立の為になる事業、市民に求められる事業であれば継続性は考えるべきですし、その事業の円熟さが見えた頃、外部組織に引き継ぐ事ができる形、システムをきちんと構築し、その組織がきちんと継続できる形にすることも、生み出した責任としてすべき事と考えます。

 

「崩壊を見つめる傍観者」

 未曾有の震災からの復興もままならず、未だ国家としての方向性が見えない現状、様々な国難に直面しております。制度と権利に束縛され、本来倫理、道徳による運用が好ましいものまで法令制限を加えた結末、行政、国家のあらゆるシステムも制度疲労を起こし専門家すら最善な手法を導くことが難しい現状、混沌と恐れの時代から、崩壊の空気すら読み取れる時代に突入しております。我々JCがすべきことや出来ること、青年が声を上げるべき事は必ずあります。享受から提示へ、青年の熱き想いを伝えていきましょう。

 

「結びに」

 傍観者、諦める事や熱を失う事は、もう止めましょう。せっかくこの豊和の時代に生まれ育ちJCと出会ったのですから、精一杯命を燃やすべきと思います。先駆者がしてきた当然を、我々も未来につなげましょう。

 人生に失敗や成功という言葉はなく、JCも同じだと私は思います。青年らしく、自分の正しきと思う想いを仲間に語り、論議し、行動する。運動となり、地域に少しずつ伝播していく。利他の精神が日立という心の氷を溶かしていく。

 弱さを認め先人の強さを敬い、新しい斬新な発想で若さ溢れるエネルギーを解放し、我々仲間全員がやりたい事を実行する。難しく考えず、せっかくの機会です。私は楽しみますので、共に楽しみましょう。

 青年としての勇気をもち、決して消えることのない灼熱の熱き想いを胸に秘め、精一杯日立のために共に尽力してまいりましょう。

 日立の未来は、我々の青き炎の先にある。