未来の絆室運営方針(案)

 

未来の絆室担当副理事長 大河原 貴洋
 

 昔は地域で子どもを育てるという習慣が自然と行われ、大人は経験から得た知識や情報を次世代へと伝えていくという地域社会が築かれていました。しかし、近年では地域における連帯感の希薄化が進みコミュニケーションのとり方やお互いが相手のことを考えるおもいやりの精神の低下が見受けられます。私たち子育て世代の大人が、家庭や地域において自分を見つめ直し、子ども達と共に自らも成長することが必要です。

 まずは、自分たちの住むこの地域のことをもっと知り、私たち一人ひとりが地域に関心を持ち意識を高め、未来の日立を真剣に考えることで子ども達だけではなく世代間・世帯間を越えた地域の方達との絆、郷土愛を育む事にも繋がると考えます。そうすることで家庭教育の重要性が再認識され、この地域に他者をおもいやり、家族を愛し、自信と誇りを持ち、伝統文化や郷土を愛する親子の輪が、未来に向かって広がっていくことと思います。

 本年度はこのような内容を主体に考え以下の運営方針を掲げさせていただきます。

「地域の未来を見据え、人の繋がりや心の絆がより密着し郷土を愛する想いが共有できる交流の場を考え行動する。」

未来を担う子ども達と共に自らを成長させることのできる世代を超えた交流の場を考え行動する。」