会員拡大室運営方針(案)

 

会員拡大室担当副理事長 鈴木 良亮
 

入会したきっかけを思い出して下さい。先輩や知人に誘われてなんとなく入会した人、人脈をつくるために入会した人、まちづくりに参加するために入会した人。入会した時のきっかけは人それぞれです。しかし、我々は様々な業種の青年が集まり、「明るい豊かな社会の実現」を目的に運動をしている団体です。従って、メンバーはこの運動を通して、高い志を持ち、使命を果たしつつ価値を見出していくという、理想に近づいていくべきです。そして、仲間を募りながらこの運動を恒久的に続けることが、我々青年会議所の求める「明るい豊かな社会の実現」に繋がっていくと考えます。

 我々の青年会議所の事業を行なうには多くの人(力)が必要です。昨年は16名の新しいメンバーを迎えることができました。しかし、LOM内での世代間のメンバー数のばらつきや、昨今の社会経済情勢など様々な要因から、メンバー数は伸び悩んでいるのが現状です。また、この会員数の減少は事業の縮小や予算の減少を引き起こし、それが結果としてLOM全体の活力の低下に繋がることも考えられます。それを防ぐには、メンバー一人ひとりの力が必要であり、拡大への意識を今以上に高めることも重要な使命だと考えます。

 組織の理念や活動内容を説明するだけでは、飛躍的に会員を増やすことは難しいでしょう。しかし、我々が強き心を持ち、理想の道を語り行動すれば、人は必ず賛同して仲間になってくれるものと確信します。また、会員の拡大という行動プロセスの中で、多くの人と関わることにより、それが自らの大きな財産になるという事を体現して欲しいと考えます。

 本年度、会員拡大室では会員数を増やすということだけではなく、入会したメンバーのフォローアップもしっかりと行い、JCの楽しみを見つけられるよう、早く仲間たちと打ち解けられるよう活動していきます。また、昨年、日本JCにおいては、女性メンバーの会員拡大に注力しました。当LOMにおいても、少数派となりがちな女性ならではの発想を活かし新たな流れを作るべく、女性メンバーの会員拡大にも力を入れて参りたいと思います。

 本年度の会員拡大活動が、今後の日立青年会議所の歴史を変えるという使命感を持ち活動していきます。