2012年度 社団法人 日立青年会議所


未来創造室方針

 

未来創造室担当副理事長 内山 治則

 日立の未来を創造する。言葉は簡単ですが、実際には問題は山積みかと思います。渋滞緩和に関する問題、経済の活性化については、商店街や企業誘致などの問題、環境については震災後の整備、開発の行政の方向性確認など、まちづくり、未来づくりの方向性は無限であり、複雑でもあり、全てをクリアにすることは難しくもあります。それ故、方向性なき事業運営は混迷し、結果として不透明な事業、JCの存在意義を問われる事由となりえる事に注意しなければなりません。
 本年の未来創造室では、45年という長きにわたり先輩方が活動されてきた、時代に即した価値ある運動を引き継ぎ、震災後のまだまだ復興には遠い状況にあるこのまちを夢あふれるまちとすべく、未来を語る上で最重要である「子どもたちの笑顔」を室の活動目標、進むべき方向としたく思います。
 子どもたちの笑顔あふれる姿を見るには、大人たちが元気で、活気あるまちである必要があります。青少年問題、まちづくりを重ねた未来創造室は、まちの活性化、未来につながる光となる事業を展開することで、結果として活動目標に到達すべく尽力してまいります。
 我々青年人は、子どもたちからの視線を意識し、日々精進し堂々と進むべきであると、強く感じます。利他の精神をもち、奉仕を続け、その積み重ねこそが希望あふれるまちとなる第一歩であり、未来創造であると私は確信しております。
 「日立に生まれて良かった」と子どもたちが心から言えるようなまちづくりを考え、活動、運動することが、結果として先に述べた地域の活性化、問題解決の一助となると信じ、本年の未来創造室運営方針といたします。