2011年度 社団法人 日立青年会議所


副理事長方針

 


副理事長 石井 英治

 世界的な経済不況と言われる中、我々の身近に実感できる問題として、食の安全への不安、治安の悪化、教育問題などが深刻化しています。県内においても茨城空港の開港が注目され、目に見えて「まち」の形が発展していく予感を感じさせますが、その反面、日立市にはあまり活気が感じられず、人口も日を追うごとに減少していることなど、様々な問題を抱えています。我々を取り巻く環境は激動の時代となっており、我々はその時代に対応したJC運動をしなくてはなりません。(社)日立青年会議所は、県北地域のリーダーとして、また地域の大人として日立という「まち」を考えていかなくてはなりません。
 本年度は、(社)日立青年会議所が設立されて45年を迎えます。メンバー全員が今まで以上に日立の歴史を学び、これからの日立を考えるきっかけとなるものと思います。45年という節目で、継続していかなければならない事業やこれから創り出さなければならない事業を時代の流れを読み、判断し、活動を起こすこと。それによってわたしたちが住む地域のためになるJC運動ができるはずです。我々の事業の目的は何か、「まち」の公益とは何か、Jayceeは何を行動すべきかを考え、これからの(社)日立青年会議所のあり方をメンバー全員で一致団結して考えていく年とします。  
 (社)日立青年会議所は、2006年度には創立40周年を迎え、この頃からメンバーの会員減少、伝統の継承が懸念され、LOMの大きな課題となっています。会員を拡大する事は、新たな資源の拡大であり、組織力の強化に繋がるため、本年度も最重要課題として位置づけられています。自己成長の最善の場であるJCをより多くの方に伝え、共感をしてもらい、新たなる仲間を増やしていかねばなりません。約100人が集う組織として、青年経済人の集まりとして、人材の育成と対人関係能力の向上に取り組まなければなりません。それが、先輩達が築き上げた(社)日立青年会議所の伝統を継承し更なる意識向上、各々の企業の隆盛に繋がっていくと思います。
そして、公益社団法人格取得に向けてのLOMの財務の在り方について、メンバー全員と活発に議論し、これからの(社)日立青年会議所としての進むべき道について考えながら、取り組んでいきます。副理事長の大役をつとめさせて頂くこととなり、その職務の大切さを痛感し身の引き締まる想いです。理事長を補佐し、LOM全体を見渡す目を持ち、LOMメンバー全員が一丸となれるよう一生懸命務めてまいります。