アカデミー研修委員会運営方針(案)

 

アカデミー研修委員会副理事長 鈴木 將嗣

 日立青年会議所は、1967年に全国で340番目に設立された、52年の歴史と伝統を持つ青年会議所です。私たちには、日立の地で代々受け継がれてきた日立青年会議所の歴史と伝統を継承し、次の世代に繋げていかなければならない責任があります。

 しかし、近年は会員数も徐々に減少し、メンバーの約半数が入会から間もない経験の少ないメンバーという状況が続いています。そのような状況では、新しいメンバーにも即戦力として、組織の運営や運動の中心となってもらわなければなりません。これから先、組織の中心となって活動していける人材を、一人でも多く育成する必要があります。

 そのためには、日立青年会議所の歴史を知り、伝統や規律を理解したうえで、自分たちの思い描くまちの未来に向けた運動をどのように展開していくか、規律がある中でこそ生まれる自由というものを考えていただきます。

  また、青年会議所には自己成長のための様々な機会、研修の場が用意されています。まずはできる限り委員会や例会、ブロック事業や各種大会などに積極的に参加し、それらを通じて様々な学びや気付きを得てもらい、自己成長へと繋げていただきます。

 さらに、事業の構築、準備から設営、検証をしていく中で、メンバー同士で語り合い、協力し、時には意見をぶつけ合って、青年会議所だからこそ出会えた仲間たちと、生涯の友と呼び合えるような友情を育んでいただきます。

 日立青年会議所の歴史や伝統を知ったうえで、様々な運動に携わっていただき、仲間たちとお互いに切磋琢磨し、友情を深める、委員会メンバーにとってそんな一年になるよう委員会を運営してまいります。一年間どうぞよろしくお願いいたします。