2008年度(社)日立青年会議所

2008年度 基本資料

副理事長方針

2008年度(社)日立青年会議所
副理事長 澤畠 久典

 戦後の日本は見事な経済発展を遂げ、高度成長の中で各地に青年会議所が誕生し、日立青年会議所も1967年に全国で340番目のLOMとして誕生しました。現在、青年会議所を取り囲む状況や環境も日々変化しています。社会もIT技術の促進に伴いグローバル化が進み、情報化社会で便利になって行く半面、少子高齢化や環境問題、社会地域格差等々、人と人との関わりが減り、自己中心的な考えや他人任せの現状ではないでしょうか。
 日立青年会議所が誕生し41年が過ぎ今、ひとつの転換期を迎えております。平成20年末より現行の公益法人制度が廃止され、「社団法人」が「公益社団法人」「一般社団法人」のふたつに分けられ、5年の間に答えを出さなければなりません。青年会議所は5年先、10年先を見据えた運動をしているとも言われております。そうした中で、青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を掲げて活動して行かなければなりません。その為には、JC宣言・綱領・JC三信条(奉仕・友情・修練)を基本に考えながら、社会情勢を踏まえて理事長スローガンにあるような、「批判から模範へ」なる行動が必要です。
 青年会議所は「気づきと出会いの場」とも言われます。業種も思考も様式も生活のバックグランドもすべて異なるメンバーが一同に会し、それぞれの枠を超えてお互いを理解し、一致団結して活動するのは、志を同じくする「同志」だからです。活動する上で話し合いをして過去を検証し、未来を見据え、共通の目的や目標を達成する事で、各メンバーの「想い」が運動の礎になり「和」が生まれるのではないかと思います。
 「和」が出来れば知らず知らずのうちに積極的に取り組み、目的を共有する「同志」として、活動しながらお互いを思いやり、信頼し、協力し合い、かけがえの無い友情を築きあげる事が出来ると思います。
 一人ひとりの力は小さいですが、メンバー一人ひとりがJC運動に楽しみを見いだし積極的に参加できるように、理事長の下、「和」を以って各室担当副理事長と連帯を取り、青年会議所の意義と可能性を再確認できるように活動して参ります。
 一年間ご支援ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

 

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