１０月１０日（水）、日立シビックセンター会議室５０２号室にて１０月第1例会　Let's fall in love again with Hitachi〜自立したまちづくりをめざして〜が開催されました。
　第１部では、「自立した市民となるために、どのような意識を持って活動すべきか。若きリーダーとしての心構え。」と題して、前矢祭町長である根本良一氏に講演をして頂きました。特殊なまちづくりのケースですが、そのリーダーシップと、アイデアと工夫で、少ない予算でもユニークなまちづくりが出来るということを講話いただきました。
　第２部では、政策構想委員会活動報告に続き、日立市におけるさくらの意義について熟年ネット・ひたち代表　掛札優氏にご講和いただきました。日立市のさくらと共に歩んできた歴史を改めて聞く事ができ、はじめてこれらの話を聞いたメンバーには日立市民として自覚が生まれたのではないでしょうか。
　今例会で、日立市への郷土愛と、まちづくりは自ら行うものだという自立心を少しでも持つ事が出来たと思います。根本前町長もおっしゃっていましたが、ＮＰＯやボランティアという言葉がでないくらい、まちづくりを行うのは自分たちだと、当たり前に言えるようになればと思います。
　最後に掛札氏からいただいた言葉を紹介します。
　「私の提起した問題は非常に根が深い問題であり解決は容易でありません。しかし、この問題を解決しないと日立の活性化は困難です。解決の第一歩は問題を意識して頂く事ですが、年配者と皆さんでは反応が全く違います。今回の皆さんとの交流でそのことを痛感すると共に、明るい光が見えてきました」。

根本良一様、掛札優様、本当にありがとうございました。