まちの魅力発信委員会

 

　４月１８日（水）、多賀市民プラザ１階小ホールにて、まちの魅力発信委員会による４月第２例会「混沌とした時代の先に目指すもの　〜美しき日立の魅力発信に向けて〜」が開催されました。
　まず担当委員会による「日立市の観光の過去と現在」についての発表に続き、元大洋村長でもあり、ローカルマニフェスト推進ネットワークいばらき　代表幹事　石津政雄氏による基調講演が行われました。講演では、具体的に湯布院の成功例などを挙げ、五感に訴えられる町づくり、そしてそれを組織的に発信し、立体的に地域の良さを見せていく事が重要であると述べられました。
　続いて行われたパネルディスカッションでは、「日立市の交流人口アップに向けた具体的な活動について」と言うテーマで、コーディネーターとして石津政雄氏、パネリストとして名古屋　ＳＯＲＡ　ＺＯＮＴＡ副会長　奥村澄江氏、（社）日本青年会議所　関東地区　茨城ブロック協議会　第３４代会長　五十嵐則夫君、（社）日立青年会議所　第４１代理事長　五十嵐雅人君、日立市観光課　鈴木壯次課長により行われました。地元で獲れるさくらだこを使った食べ物、海水浴場のリゾート化、さくらをイメージしたまちづくり、かみね公園でのイベントの開催等、様々な意見が出ました。そして、これらを実行する上で一番必要なのは、「おもてなしの心」であり、市民レベルでの意識改革が必要であるとの意見が出されました。
　この例会を通し、メンバー一人ひとりが、観光化を通じて交流人口アップの意義を感じて頂き、意識の向上が図られたと思います。この例会で得た知識を糧とし、今後の活動において、実際に行動する事により、混沌とした時代の先に目指す未知の可能性を現実の物とし、更なるステップアップをしたいと考えております。日立市は工業都市という強いイメージがありますが、全国に誇るべき豊かな自然環境や名所・旧跡など様々な観光資源を保持しております。我々、日立青年会議所は、その魅力を再発掘し対外的に発信する事により、交流人口アップを目指していきたいと思います。